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Interview 人のある風景 情報誌vol.39掲載記事

40代になって元気になった!

……世間では癒し系というイメージもありますが?
「いい奥さんや優しい女性の役を演じることが多いので、皆さんそう仰ってくださるんだと思います。でも、そういう役の方が緊張しますし、いろいろ考えますね」

……役づくりは、いつもどんなふうにされてるんですか?
「例えば『築地魚河岸三代目』で小料理屋の女将の役を演じた時は、撮影前に料理教室に通いました。でもそれが役立ったかといえば…まぁ、役に対する安心材料は増えたかな(笑)。基本的には台本を読んで自然と浮かんでくるイメージを大切にしつつ、あとは現場次第ですね。監督の指示を受けて、他の役者さんたちの呼吸を感じて、その枠の中でどう作り上げていくか、ということだと思います」

……呼吸を感じるとか、身体性みたいなものも大事なんですね。

役者にとって反射神経はとても大事だと思います
感覚を研ぎ澄まして相手の呼吸を感じ取っていないと

「そうですね。役者にとって反射神経はとても大事だと思います。会話はお互いの呼吸で成り立っているものなので、感覚を研ぎ澄まして相手の呼吸を感じ取っていないと、ただセリフをしゃべっているだけでは成り立たないんですね。一緒に演じていて楽しく自然に演技ができる役者さんは、やっぱり反射神経がすごくおありになるんだと思います」

……ちなみに普段の生活で、女優だということを意識されますか?
「まるで気にしません(笑)。ただ健康は大事なので、そのための基本的な努力はします。よく歩くとか、身体を冷やさないようなものを作って食べるとか、睡眠をよく取るとか…」

……最近は”アラフォー世代“なんて言葉も流行って、40代の女性に注目が集まってますよね。
「本当に元気のある方が多いですよね! 私自身、40代になってなんだか元気になった感じがするんですよ。30代の時は、ゆっくり生きることを望んでいた気がするんですが…そろそろ活発に動きたくなってきたのかな(笑)。今は忙しい毎日の方が楽しいですね。友達とも、まるで20代の頃のように頻繁に会ってます」

……仕事上での変化は、何かありましたか?
「仕事に関しては年齢に関係なく、毎回毎回新鮮です。相変わらず撮影初日の前は緊張して眠れませんし、直前までごはんも食べられないし、本当に手が震えるような状態で現場に入るんです。いつまで経っても慣れないですね。逆に、慣れてしまってはいけないとも思うんですが…」

……そんなふうに撮影に臨むと、仕事が終わって役から抜け出すのが大変そうですね。
「あ、私、それは大丈夫なんです。役を引きずることはしません。演じていてもどこか俯瞰で見ている自分がいて、家に帰るとすっかり忘れちゃう(笑)。もちろんその日できなかったことは反省しますけど
”終わったことは仕方ない!“と、次のことを考えます。そういう性格が、この仕事には向いてたのかもしれないですね」

……では、今後やってみたい役はありますか?
「最近は自分が元気になってきたこともあって、元気な女性に興味があるんですよね。生き生きと生活しているような、そんな女性の役をやってみたいですね」

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